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ChatGPTにできること・難しいこと

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最近話題のChatGPT、既に使ってみたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、ChatGPTの概要、ChatGPTにできること、ChatGPTを始めるには?ChatGPTのおおまかな仕組みについて紹介していきます。

瞬く間に普及しているChatGPT

ChatGPTは、2022年11月にアメリカのOpenAIがリリースしたAIチャットサービスです。
無料で利用できること、使いやすさ、革新的な機能と作られた回答文章の見事さや面白さでSNSなどで話題となっています。
ChatGPTがいかに急速に普及したかということは、ユーザーが100万人に達するまでわずか5日、その後2か月で1億人を突破したという数字に表れています。
ちなみに、iphoneのユーザー数が100万人に達するまでに75日かかっていることから、ChatGPTの普及が異例のスピードであることがわかります。

ChatGPTにできること

■日常会話のような文章での質問に日常会話のように答えてくれる。

ChatGPTの特徴の最たるものが、リアルな会話文でのやりとりです。
例えば「ホームページとは何ですか?」「明日の東京の天気は?」というような、日頃私たちがweb検索して答えを探すような質問を、そのままChatGPTに投げると、「明日の東京の天気は〇〇です」などと、まさに会話のように返してくれます。
日本語で質問すれば日本語で返してくれ、その流暢さは既にSNS等で話題になっているとおりで、既存のサービスにありがちな不自然な日本語ではありません。
例えば「同窓会に招かれたけど出席できない。どうしたらよいですか?」というような少し複雑な質問にも回答してくれますし、回答に対して「欠席を伝えるメールはどのように書いたらよいですか?」という追加の質問をしたり、「同窓会には出席した方がよいのでしょうか?」という相談をしたりしても、回答してくれます。

Excelやスプレッドシートで関数・マクロ・VBAを書いてくれる。

Excelの関数は便利だけど使いこなせていないという方に朗報です。
ChatGPTに「Excelで氏名の並んだデータを氏と名に分ける関数を書いてください」と指示をすると、そのような関数を書いてくれます。
また、Excelで作成した「売上日、商品名、単価、数量、金額」の書かれている売上表をChatGPTに貼り付けると、金額の合計を計算する方法など、適切な処理を提案してくれます。
さらに、売上日と店舗名を絞っての売上金額を計算する方法など、様々な提案をしてくれます。
Excelやスプレッドシートだけではなく、html やPythonなどの基礎的なコードを記述させることも可能です。

ChatGPTの情報が正しいものであるかの確認は必須

ChatGPTは、インターネット上の情報から回答を作成しています。
そのため、作られた回答には、正しくないものや古いものが存在します。
例えば「小伝馬町でおいしい居酒屋さんを教えて」という質問に対するChatGPTの回答には、既に閉店しているお店や存在しないお店が含まれていました。
ChatGPTの情報が正しいものであるかの確認は必須といえます。

ChatGPTに斬新なアイデアや独創的な発想をそのまま教えてもらえることは期待できない

先述の通り、ChatGPTは、インターネットに公開されている情報から回答を作成しています。
「〇〇に関する方法にはどういうものがありますか?」という質問に対してChatGPTが教えてくれるのは、どこかの誰かが書いた情報です。
つまり、ChatGPTが、誰も考えついていない未発表のアイデアや発想を教えてくれることはありません。
もちろん、斬新なアイデアや独創的な発想はそういった既存の情報を精査していくことから生まれるため、ヒントを探してChatGPTに質問をすることはけして無駄ではありませんが、ChatGPTに質問して斬新なアイデアや独創的な発想を教えてもらおうというのは期待しない方がよいと思われます。

まとめ

ChatGPTの概要、ChatGPTにできることについてご紹介しました。
次回の記事で、ChatGPTを始めるには?ChatGPTのおおまかな仕組みについて紹介していきます。
(ライター K.M)
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