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仕事に役立つ心理学

新しいことにチャレンジする時の六つのポイント(3)

新しいことにチャレンジ3
仕事でも日常生活でも、新しいことを始めるのはなかなか難しいものです。行動を起こし、継続し、成功させるために、心理学的には以下の六つのポイントがあります。
1. 自分自身が納得しているかを確認する
2. スモールステップ
3. モデル
4. ご褒美・可視化
5. 仲間づくり
6. メリットとデメリットの整理

この記事では、5. 仲間づくり 6. メリットとデメリットの整理 について解説します。

5. 仲間づくり

新しいことにチャレンジする時の六つのポイントの五つ目は、「仲間づくり」です。
例えば禁煙にチャレンジするなら、卒者や禁煙者の仲間を作りましょう。
禁煙をするための工夫を教え合ったり、アドバイスしあったり、愚痴を言い合ったり励まし合ったりできますし、「あの人も頑張っているんだから自分も頑張ろう」「負けたくないな」などと、よい刺激をもらうことができます。

SNSのハッシュタグなどを利用すると、同じ目標に向かっている人を見つけることができるので、くじけそうな時にちょっと検索してみるのもよいかもしれません。

6. メリットとデメリットの整理

六つ目は「メリットとデメリットの整理」です。

チャレンジをすることによって、どんなよいことがあるのか、メリットをたくさんイメージしてください。
同時に、デメリットも浮かんでくるでしょうから、それも否定せず認めましょう。
そして、メリットとデメリットを書き出して可視化してみてください。
さらに、チャレンジしない場合のメリットとデメリットも書き出してみましょう。
チャレンジすることでデメリットもあるけれど、それをおしてメリットがあるから、チャレンジしようと決めたのだということを、再確認できるはずです。

書き出すだけでも、心が整理されて気持ちよく前を向くことができますし、くじけそうな時にこれらを見直すと、メリットを思い出し、もう少しやってみようかなと思うことができます。

まずはひとつから、いつ始めてもOK

いかがでしたでしょうか?

6つのポイントの全てを実行する必要はありません。
まずはひとつから、スモールステップで進めみてください。
少し軽やかな気持ちで、新しいことにチャレンジできるようになるはずです。

また、このポイントはチャレンジの最初に必ず行わなければならないというものでもありません。
チャレンジの途中からでも、くじけそうになった時にでも、いつでもスモールステップで始めてみてください。

(ライター K.M)

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