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ホームページの文章の作り方

ホームページの文章を書き出す前に、社内の資料・情報を徹底的に集める

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まずは資料収集

ホームページの文章を書き出す前に、まずは、社内にある資料を徹底的に集めましょう。
・自社パンフレット
・事業紹介資料
・チラシ、各種広告
・事業計画書
・提案書(企業全体で使用しているものから営業社員個人で使用しているものまで)
・お客様アンケート
・求人票
・社内用入力シート(在庫管理・商品管理)
・SNS投稿記事
これらは、自社の情報が文章化されたものがストックされている、貴重な資料です。
できる限り集めて、自社の体制、業務、商品、サービスについての情報を再確認してください。
必ず、ホームページの文章に使える情報や文章があるはずです。
これらの情報を集めていくと、自社の顧客・ターゲットがどんな人で、自社のサービス・商品にはどんなメリットがあるのか、そしてホームページでPRすべきメッセージは何なのかが見えてきます。
これを整理していきましょう。
頭の中で整理しているとわからなくなってしまうので、何かメモを取りながら整理するとよいです。

集めた情報が、ありきたりのものに見えてしまったら

この段階で、集めた情報を眺めて「当たり前にやっていることばかりだ。ホームページに載せるほどのことではない。」と感じられてしまう方がいらっしゃいます。
第三者から見て、明らかに個性的だ!すごい!と感じることがたくさんあるのに、毎日それに接している企業の方にとっては「当たり前のこと」「たいしたことではない」と感じられてしまうようです。
例えば、
・加工業で、丁寧さにこだわり、一般的には磨き一回のところを必ず二回実施している。
・顧客満足度アップのため、納品後何か月か後に、必ずお客様に満足度アンケートを書いてもらっている。
・従業員の健康チェックとキープのために、毎朝朝礼で体操をしている。
など、どれも個性的でPRすべきものなのに、実施している企業の方自身にとっては、当たり前にやっていることでホームページに載せるほどのことではないと感じてしまうということがあります。
とてももったいないことです。

どの企業にも、PRすべき「らしさ」がある

どの企業も、起業にあたって何らかの思いを持って立ち上げられたはずですし、今日まで紡いできた歴史と実績があり、そこには多くの方々とのご縁があります。
そこには間違いなく、他社と異なるその企業ならではの「何か」であり「らしさ」があるはずですし、それはぜひともPRすべきものです。

異業種の知り合いに相談してみよう

しかし、毎日自社の情報に接していると、「当たり前のこと」と感じてしまい、何が「らしさ」なのかわからなくなってしまいがちです。
そういう時には、ぜひ社外の方に相談してみましょう。
できれば、異業種の方がよいです。
わざわざコンサルタントに依頼する必要はありません。
ご家族、ご友人など、自社のことをあまり知らない方に、「ホームページを作ろうと思って情報を集めてみたんだけど、何がうちのPRすべきところなんだろう?Xとか、Yとか、全部当たり前のことに見えてしまって…」と意見を聞いてみましょう。
「それは当たり前じゃないよ」「すごいことだよ」「ぜひPRした方がいいよ!」というポイントが見つかるはずです。

社内の資料からホームページでPRすべきメッセージは何なのかを見つけよう

ホームページの文章を書く前に、社内の資料・情報を徹底的に集めましょう。
そして、自社の顧客・ターゲットがどんな人で、自社のサービス・商品にはどんなメリットがあるのか、そしてホームページでPRすべきメッセージは何なのかを見つけ、整理していきましょう。

(ライター K.M)
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