ホームページを開設・リニューアルしたくて制作会社を探しているのだけど、たくさんありすぎて選べない。
格安のところは質が悪いのでは？と心配…
こんなお悩をお持ちの方へ、格安ホームページ制作会社を探す時、選ぶ時のチェックポイントをお伝えします。

予算はなるべく抑えたいけれど、ホームページの質が下がるのも困る。
これが正直なところだという企業が、ほとんどだと思います。
ホームページ制作は、PC一台あれば始められ、業者が乱立し過当競争状態にあります。
そのため、品質に強みがない、営業力がない、実績がない業者が値段の安さで勝負しようと、格安を謳うことになります。
そういった会社には、人件費や作業時間を削らざるを得ず、結果として高い質を提供できないことが多くあります。
しかし、中には、社内の制作工程の効率化やアウトソース、テンプレートの活用などの工夫により低価格を実現しているところもあります。
そういった、格安ながらも高品質の制作会社を見つけるにはどうしたらよいのでしょう？
それはズバリ、制作会社の「制作実績」を確認することです。

まず、制作実績数を確認しましょう。
おおよその計算式ですが、
月に30件制作するとして、1年で360件です。
5年制作を続ければ、1,800件。
この程度の実績数があれば、安定的に制作を継続できる会社だとみなしてよいでしょう。
次に、実際に公開されている制作実績一覧を確認し、納得できる質のホームページが制作されているか判断しましょう。

格安会社の場合多いのが、テンプレートに企業情報を入れていく形式です。
テンプレート式は流れ作業であるため価格が抑えられ最低限の情報を掲載することはできますが、自社の強みや個性を聞き取りながら作っていくオリジナル制作に比べると、自社の強みや個性をPRしホームページの目的を達成する効果は格段に下がります。
ホームページやインターネットについて詳しくない方ほど、オリジナル制作で、ご自身の想いを十分に伝えながら制作を進めていく方法がお勧めです。

ホームページは、開設して終わりというものではありません。
集客効果を高めるためには、更新とコンテンツ追加が不可欠です。
これに対するサポート体制が十分に整っているか（サポート窓口が用意されているか、スタッフは何人くらいいるか）を確認しましょう。
またその際の費用についてもしっかり確認しましょう。
初期費用が低め、サポート費用が高めに設定されているところがありますので、注意しましょう。

業務内容等に変化がなくても、ホームページに関連する法律の変更などにより、ホームページは年に一回程度は何らかのメンテナンスが必要になるものと考えておく必要があります。

先述のとおり、ホームページ制作会社は過当競争状態で、短期間で突然倒産・廃業してしまう例が少なくありません。
ホームページ制作会社が倒産してしまうと、管理ができなくなるのはもちろんのこと、最悪の場合、手塩にかけて更新してきたホームページ自体が消滅し、大きな不利益が生じてしまいます。

業者が長く存続することができる（倒産の危険性が低い）かどうか、社員数や会社の創立年から判断しましょう。
また、個人業者の場合、急病・家庭の事情など不測の事態で突然制作が止まってしまうこともありますので、注意が必要です。

以上が、格安ながらも高品質の制作会社を見つける・選ぶ時のポイントです。
自社ホームページの持つ意味は、年々重要になっています。
価格のみに踊らされず、納得できる業者で納得できる投資を、どうぞご検討ください。

（ライター　K.M）